Re:Debris.

技術系会社員(40代半ば、男性)の日常備忘録

技術士一次試験の自己採点

www.engineer.or.jp

公式サイトに解答が上がったので、再度確認してみました。

・適性(全15問):正解…14/不正解…1

・専門(全35問から25問選択):正解…19/不正解…6

・基礎(全15問):正解…15/不正解…0

微妙だった問題がほぼ正解していたので良かったです。全科目で合格ラインの5割を超えているので、安心して二次試験に臨むことができそうです。

ただし来月から異業種へ転職すること、転職先で英語能力が要求されること、等の事情により、しばらくは学習リソースをそちらへ優先して回すことになるかなぁと思ってます。あと5年くらいのうちに取れれば良いかな…。

自己採点していて思ったのが、過去問からの流用または一部改変が多いこと。過去問を一通りやっておいて、かつ解き方の道筋を理解していれば、そこまで難しい試験ではないのかなぁと思いました。

技術士一次試験を受けてきた

一昨日は技術士一次試験を受けてきました。会場は1年前にQC検定2級を受験したところと同じでした。

QC検定2級に合格して以降、資格試験を通じて自分のスキルを上げ、より面白い仕事をやろう!と試験勉強を始めたのですが、今年の4月から技術的な資格を取っても意味がない、社内でしか通用しない業務ばかりが大量に増えてしまい、自己の成長機会が奪われてしまうことを懸念して転職を決意するに至ったわけで…そう考えると感慨深いものがあります。

 

技術士一次試験は以下の三種類がありました。こんな長時間の試験を受けたの、大学入試の頃以来じゃなかろうか…。

・適性科目(10時30分~11時30分:技術士としての適性を問う試験)

・専門科目(12時30分~14時30分:電気電子技術全般に関する試験)

・基礎科目(15時00分~16時00分:科学技術全般に関する試験)

技術士としての適性ってなんぞや?というところですが、技術士に関する法律の理解や、データの改ざん・捏造等の技術者倫理*1パワハラ等の各種ハラスメント、働き方改革製造物責任法などなど、技術者を取り巻く環境に対する理解が問われる科目です。普通に仕事してれば常識の範囲で答えられます。多分。

 

というわけで、過去問集やGoogleの力を借りて自己採点してみました。解答速報は怪しいので参考にしてません。あんなの見るくらいなら10/16の公式解答発表まで待ちます。

・適性:OK…8/多分OK…7/NG…0

・専門:OK…13/多分OK…4/OKかNGか微妙…2/NG…6

・基礎:OK…12/多分OK…3/NG…0

 

とりあえず全科目とも、確実にOKと判断できる問題数が合格ラインである50%*2を超えました。専門科目があぶなかった…。

あとは10/16の公式発表をヒヤヒヤしながら待つことにします。

 

*1:STAP細胞が名指しで出ていて笑ってしまいました

*2:適性・基礎は8問、専門は13問

引継ぎ(ほぼ)終わった

引継ぎ文書の作成と、具体的な業務を目の前に①私がやってみせて、②引継ぎ担当者にやらせてみせて、というところまでは完了。

あとは引継ぎ担当者の面々で業務を回してもらい、問題点が出るたびに私へ問い合わせして引継ぎをより確実にしていくフェーズに入りました。

 

というわけで、明日から有給消化期間に入ります。

「私が出勤していると、分からないことがあったら私へ聞けばいいやと思っちゃうでしょ?自分で引継ぎ文書を見ながら作業しないでしょ?休むことは休むけど、電話やメールでは対応するから!!よろしくね!!!」というノリと勢いで会社を説得して、週休5~6日という夢のような1ヶ月を勝ち取りました。

 

とはいえ、この1ヶ月は次の会社で使うであろう、知識の習得に励もうと考えています。業種は同じ技術職ですが、働く業界が異なるので勉強することは山のようにあります。これはこれで楽しいので良いのですが。

 

引継ぎ中

引継ぎを行う業務リストと、業務マニュアルがほぼ完成したので、少しずつ次の担当者へ業務移管を始めました。

私が転職するのが原因で仕事が増えてしまうにもかかわらず、好意的に話を聞いてくれたり、「○○で働くの?すごいね!」とか、「次の職場でも頑張ってね!」とか、嬉しい声をかけてくれる人ばかりで、予想以上にスムーズに進んでいます。

この会社、一人一人は良い人が多いんだけど、組織になるとどうしてこんなにアレな感じになってしまうんだろうなぁ…としみじみと思ってしまう今日この頃です。

 

さっさと引継ぎ終わらせて、有給消化しないと。

転職のきっかけいろいろ

転職活動に本腰を入れるようになったきっかけを、大きなものから小さなものまで羅列してみます。転職活動中に、やっぱり現職にとどまろうかな?と揺れることも何度かありましたが、その都度これらを思い出して転職の意志を固め直していました。

次週、いよいよ社内に退職の件がオープンになるため、これらを思い出して心が折れないように頑張っていきたいと思っています。

 

夕張市のドキュメンタリー

gendai.ismedia.jp

比べるのもどうかと思うのですが、不採算事業部に所属していた私にとっては他人事とは思えませんでした。特に、人件費を削るために人を減らしたけど、仕事は減らないので残った人間の業務負荷が過大になり、さらに人が抜けていく…という流れとか。

事実、私が抜けた後に誰も人が補充されない状況を考えると、さっさと抜けて正解だったと思っています。

 

娘からの手紙

NHKピタゴラスイッチという番組内のコーナーに「ピタゴラ暗号棒」ってのがあります。

ピタゴラスイッチ - キッズワールド NHK Eテレ こどもポータル

ラップの芯に細長い紙を斜めに巻きつけ、縦方向に文章を書いた後に芯から外します。一見意味のない文字列になりますが、ラップの芯に巻き付ければ解読することができます。転置式暗号の一つ、スキュタレー暗号ってやつですね。

終電で帰って24時頃に一人で夕食を食べていると娘がベッドから起きてきて、ラップの芯とセットで渡され、解読すると「パパまいにちはやくかえってきてね」と書いてあり

 

最後に

他にも仕事の内容が社会貢献と程遠く、むしろ社会への害悪与えてるんじゃね?という意識もありました。詳細は身バレが怖いので辞めておきます。業界って広いようで狭いので。

引継ぎの準備を始めた

目の前の仕事を適当にこなしつつ、引継ぎの準備を始めました。

業務内容を大分類・中分類・小分類にカテゴリ分けして、業務の頻度・所要時間の目安・具体的にやること、等々の情報が入った表をExcelで作り、既に業務マニュアルがあるものは保管しているサーバのディレクトリを指定して終わり。業務マニュアルがないものは頑張って新規に作る。

…という、すごく一般的な引継ぎ準備を進めているのですが、既に業務マニュアルがあるものがかなり多く、昔の自分グッジョブ!と一人でこっそり喜んでいます。

もともと、数年経ったら都会へ帰れることを夢見ていたため、「いつ自分がいなくなっても問題なく仕事が回るように」という気持ちで、新しい仕事をやる時には仕事を進めながら作業メモを作り、時間の空いた時にメモをブラッシュアップして業務マニュアルとしていたのが功を奏したようです。まさか転職するとは思いませんでしたが。

 

そんな感じで順調に引継ぎ準備を行っている中、上司からこんな言葉が。

「貴方が抜けたあとの人員補充はなし。今いるメンバーで全て負荷を吸収する方向なので、そのつもりで引継ぎよろしく。」

退職が確定したことで、今の会社に対する気持ちがどんどん薄れているのですが、更に薄れる形となってしまいました。引継ぎをしっかりやって円満退職、とか考えていたのですが、先行きは暗そうです。。

 

転職活動中に色々な企業の方とお話する機会があったのですが、最も衝撃を受けた言葉を引用しておきます。

「(御社における「働き方改革」とは?という私からの質問に対して)適正な業務量に適正な人員を割り振ること。これが最も重要。残業せずに帰れるようになり、かつ給与が適正なら社員は勝手にスキルアップするために勉強を始める。それで仕事の質がさらに上がる。」

理想論かもしれないけど、とそのお方は言っていましたが、その企業の経営状態を見ると納得出来る言葉でした。

退職届けを出した

お盆前に今の会社の上司に辞める旨を伝えました。で、お盆休み明けた今週に、人事と面談してようやく退職届を提出する事ができました。

面談後、人事から「このフォーマットで退職届書いてね〜」ってメールが来たけど、メール本文に書いてある、私の名前と役職が間違っているのにげんなり。もう辞める人間に気を使っても仕方ないよなぁ…という感覚なのか。

転職サイトの「円満退職のやり方」みたいなサイトに、会社を辞める時が一番本性が出やすいので注意しましょう!的な記事があるんですが、これは会社側も同じだよなぁ、と。

とりあえず私の仕事を引き継ぐ事になる人には罪はないので、しっかりドキュメント残してから立ち去るようにしようと思います。 

 

そういえば、退職届の退職理由に「一身上の都合により」と書いた瞬間、「そうそう!これが一生に一度はやりたかったんだよ!」と、一人でテンション上がってました。まぁ、まだ二ヶ月あるんですけどね…。早く引き継ぎ終わらせて有給消化したい。