Re:Debris.

技術系会社員(40代半ば、男性)の日常備忘録

生存報告

新しい会社に入って一ヶ月とちょっと過ぎました。異業種からの転職ということもあり、慣れない環境の中、覚えることの多さに圧倒されながらもなんとかやってます。

 

そういえば、家を買いました。

前職で30代前半に不本意な人事異動をくらった後、異動先で「こんなところで家買うならドブに捨てる方がマシだよね…」と妻と話しながら40歳手前までコツコツ貯めてきた住宅資金を放出しました。ほんの少しローンを借りましたが、定年までには十分返せる額なのでボチボチやっていくつもりです。

 

残業時間は大幅に減りました。しばらく試用期間ということもありますが、残業はほぼゼロ。最初の一ヶ月間は夕焼けの中を帰宅していると、時々涙が出てきそうになりました。

試用期間終了後は残業することになりますが、全社的に残業時間抑制の方向に動いているため、そうそうひどい扱いにはならないと思ってます。

 

とりあえずこんなところで。もう少し落ち着いたら定常状態に戻るつもりです。

 

退職してきた

先日、今の会社での最終出勤日を迎えました。

最終日って意外と忙しいもので、机の片付けや周りの人への挨拶、退職しますメールの送信&返信をくれた人への回答、等々でバタバタしていたらあっという間に時間が過ぎていきました。

 

意外だったのが、退職することが発覚した後も同僚の皆がすごく暖かく接してくれたこと。自分の仕事を全て残った人に押し付ける形になる*1ので、針のむしろになるんじゃないかと思っていたのですが、嬉しい誤算でした。

一方、経営陣の方々とは冷え切った関係のまま最終日を迎えました。退職の意志を伝える前までは和気藹々としていたのですが、こればっかりは仕方ないですね。

 

あとは退職することが発覚した後にこっそりと「転職ってどうやったんですか?コツとかあります?」と後輩が4~5人ほど聞きにきてくれたことも。転職は最後の手段だと念を押しつつ、従業員にひどい扱いをする企業に対しての自衛策として、いつでも転職できるようなスキルと経験を積んでおくことは重要と伝えておきました。仮に今の会社が従業員への姿勢を変えないまま数年間経ったと仮定して、実力を付けた彼らが軒並み退職して、会社にダメージを与えることを期待しますw

 

11月からは、妻の出身地へ引っ越して新しい会社で働くことになります。私自身は今まで住んだ事のない地域なので若干の不安はありますが、なんとかなるでしょう。多分。何はともあれ、勉強ですね。

*1:私が抜けても代替人員はナシ

技術士一次試験の自己採点

www.engineer.or.jp

公式サイトに解答が上がったので、再度確認してみました。

・適性(全15問):正解…14/不正解…1

・専門(全35問から25問選択):正解…19/不正解…6

・基礎(全15問):正解…15/不正解…0

微妙だった問題がほぼ正解していたので良かったです。全科目で合格ラインの5割を超えているので、安心して二次試験に臨むことができそうです。

ただし来月から異業種へ転職すること、転職先で英語能力が要求されること、等の事情により、しばらくは学習リソースをそちらへ優先して回すことになるかなぁと思ってます。あと5年くらいのうちに取れれば良いかな…。

自己採点していて思ったのが、過去問からの流用または一部改変が多いこと。過去問を一通りやっておいて、かつ解き方の道筋を理解していれば、そこまで難しい試験ではないのかなぁと思いました。

技術士一次試験を受けてきた

一昨日は技術士一次試験を受けてきました。会場は1年前にQC検定2級を受験したところと同じでした。

QC検定2級に合格して以降、資格試験を通じて自分のスキルを上げ、より面白い仕事をやろう!と試験勉強を始めたのですが、今年の4月から技術的な資格を取っても意味がない、社内でしか通用しない業務ばかりが大量に増えてしまい、自己の成長機会が奪われてしまうことを懸念して転職を決意するに至ったわけで…そう考えると感慨深いものがあります。

 

技術士一次試験は以下の三種類がありました。こんな長時間の試験を受けたの、大学入試の頃以来じゃなかろうか…。

・適性科目(10時30分~11時30分:技術士としての適性を問う試験)

・専門科目(12時30分~14時30分:電気電子技術全般に関する試験)

・基礎科目(15時00分~16時00分:科学技術全般に関する試験)

技術士としての適性ってなんぞや?というところですが、技術士に関する法律の理解や、データの改ざん・捏造等の技術者倫理*1パワハラ等の各種ハラスメント、働き方改革製造物責任法などなど、技術者を取り巻く環境に対する理解が問われる科目です。普通に仕事してれば常識の範囲で答えられます。多分。

 

というわけで、過去問集やGoogleの力を借りて自己採点してみました。解答速報は怪しいので参考にしてません。あんなの見るくらいなら10/16の公式解答発表まで待ちます。

・適性:OK…8/多分OK…7/NG…0

・専門:OK…13/多分OK…4/OKかNGか微妙…2/NG…6

・基礎:OK…12/多分OK…3/NG…0

 

とりあえず全科目とも、確実にOKと判断できる問題数が合格ラインである50%*2を超えました。専門科目があぶなかった…。

あとは10/16の公式発表をヒヤヒヤしながら待つことにします。

 

*1:STAP細胞が名指しで出ていて笑ってしまいました

*2:適性・基礎は8問、専門は13問

引継ぎ(ほぼ)終わった

引継ぎ文書の作成と、具体的な業務を目の前に①私がやってみせて、②引継ぎ担当者にやらせてみせて、というところまでは完了。

あとは引継ぎ担当者の面々で業務を回してもらい、問題点が出るたびに私へ問い合わせして引継ぎをより確実にしていくフェーズに入りました。

 

というわけで、明日から有給消化期間に入ります。

「私が出勤していると、分からないことがあったら私へ聞けばいいやと思っちゃうでしょ?自分で引継ぎ文書を見ながら作業しないでしょ?休むことは休むけど、電話やメールでは対応するから!!よろしくね!!!」というノリと勢いで会社を説得して、週休5~6日という夢のような1ヶ月を勝ち取りました。

 

とはいえ、この1ヶ月は次の会社で使うであろう、知識の習得に励もうと考えています。業種は同じ技術職ですが、働く業界が異なるので勉強することは山のようにあります。これはこれで楽しいので良いのですが。

 

引継ぎ中

引継ぎを行う業務リストと、業務マニュアルがほぼ完成したので、少しずつ次の担当者へ業務移管を始めました。

私が転職するのが原因で仕事が増えてしまうにもかかわらず、好意的に話を聞いてくれたり、「○○で働くの?すごいね!」とか、「次の職場でも頑張ってね!」とか、嬉しい声をかけてくれる人ばかりで、予想以上にスムーズに進んでいます。

この会社、一人一人は良い人が多いんだけど、組織になるとどうしてこんなにアレな感じになってしまうんだろうなぁ…としみじみと思ってしまう今日この頃です。

 

さっさと引継ぎ終わらせて、有給消化しないと。

転職のきっかけいろいろ

転職活動に本腰を入れるようになったきっかけを、大きなものから小さなものまで羅列してみます。転職活動中に、やっぱり現職にとどまろうかな?と揺れることも何度かありましたが、その都度これらを思い出して転職の意志を固め直していました。

次週、いよいよ社内に退職の件がオープンになるため、これらを思い出して心が折れないように頑張っていきたいと思っています。

 

夕張市のドキュメンタリー

gendai.ismedia.jp

比べるのもどうかと思うのですが、不採算事業部に所属していた私にとっては他人事とは思えませんでした。特に、人件費を削るために人を減らしたけど、仕事は減らないので残った人間の業務負荷が過大になり、さらに人が抜けていく…という流れとか。

事実、私が抜けた後に誰も人が補充されない状況を考えると、さっさと抜けて正解だったと思っています。

 

娘からの手紙

NHKピタゴラスイッチという番組内のコーナーに「ピタゴラ暗号棒」ってのがあります。

ピタゴラスイッチ - キッズワールド NHK Eテレ こどもポータル

ラップの芯に細長い紙を斜めに巻きつけ、縦方向に文章を書いた後に芯から外します。一見意味のない文字列になりますが、ラップの芯に巻き付ければ解読することができます。転置式暗号の一つ、スキュタレー暗号ってやつですね。

終電で帰って24時頃に一人で夕食を食べていると娘がベッドから起きてきて、ラップの芯とセットで渡され、解読すると「パパまいにちはやくかえってきてね」と書いてあり

 

最後に

他にも仕事の内容が社会貢献と程遠く、むしろ社会への害悪与えてるんじゃね?という意識もありました。詳細は身バレが怖いので辞めておきます。業界って広いようで狭いので。