試験日が1ヶ月前になりましたので、QC検定2級を受験する方にアドバイスを書いてみました。
- すっごく大事なこと
とにかく時間が足りません。試験時間90分で約100問なので、1問1分以内を目安に、かつ出来る限り前倒しする気持ちで解いていきましょう。ちょっと考えて分からない問題は諦めて先に進む勇気も必要です。
過去問集を購入して試験前に時間を測りつつ模擬試験をやってみると時間の足りなさを実感できると思います。私は個々の問題を解いてばかりで「楽勝じゃない?」と思っていたのですが、試験直前に90分区切りで模擬試験やったら時間が足りず、慌てて各単元の底上げを行った記憶があります。
- 検定・推定
色々な公式を覚えるのは当然として、どういうケースの時にどの公式を使うのかをスムーズに導出できるようになっておきましょう。
ここがいまいち理解できなくても、無視して先に進むのもアリだと思います。次の回帰分析や実験計画法を解く際に使っていると、なんとなく分かってきます。その上で復習するとより理解が深まるかもしれません。*1
- 回帰分析
得点源その1。相関係数の公式は必須です。変動の分解もできる事なら。あと分散分析はできるようになっておいた方が、次の実験計画法でも点を取りやすいです。
- 実験計画法
得点源その2。分散分析すごく大事。
回帰分析ともども、一旦やり方覚えてしまえば後はどのくらい速く解けるか?の世界になるので、電卓をミスなく速く打つ練習もしておきましょう。
- その他手法
サンプリング、管理図、抜き取り検査のOC曲線、信頼度、信頼性工学、あたりは理解しておいた方が良いかと思います。
- 実践
国語力や直感、雰囲気で解ける問題が多いですが、最近は嫌な言い回しが増える傾向があります。少しでも迷ったら時間のムダなので先に進みましょう。
*1:自分はそんな感じでした