Re:Debris.

技術系会社員(40代半ば、男性)の日常備忘録

引継ぎの準備を始めた

目の前の仕事を適当にこなしつつ、引継ぎの準備を始めました。

業務内容を大分類・中分類・小分類にカテゴリ分けして、業務の頻度・所要時間の目安・具体的にやること、等々の情報が入った表をExcelで作り、既に業務マニュアルがあるものは保管しているサーバのディレクトリを指定して終わり。業務マニュアルがないものは頑張って新規に作る。

…という、すごく一般的な引継ぎ準備を進めているのですが、既に業務マニュアルがあるものがかなり多く、昔の自分グッジョブ!と一人でこっそり喜んでいます。

もともと、数年経ったら都会へ帰れることを夢見ていたため、「いつ自分がいなくなっても問題なく仕事が回るように」という気持ちで、新しい仕事をやる時には仕事を進めながら作業メモを作り、時間の空いた時にメモをブラッシュアップして業務マニュアルとしていたのが功を奏したようです。まさか転職するとは思いませんでしたが。

 

そんな感じで順調に引継ぎ準備を行っている中、上司からこんな言葉が。

「貴方が抜けたあとの人員補充はなし。今いるメンバーで全て負荷を吸収する方向なので、そのつもりで引継ぎよろしく。」

退職が確定したことで、今の会社に対する気持ちがどんどん薄れているのですが、更に薄れる形となってしまいました。引継ぎをしっかりやって円満退職、とか考えていたのですが、先行きは暗そうです。。

 

転職活動中に色々な企業の方とお話する機会があったのですが、最も衝撃を受けた言葉を引用しておきます。

「(御社における「働き方改革」とは?という私からの質問に対して)適正な業務量に適正な人員を割り振ること。これが最も重要。残業せずに帰れるようになり、かつ給与が適正なら社員は勝手にスキルアップするために勉強を始める。それで仕事の質がさらに上がる。」

理想論かもしれないけど、とそのお方は言っていましたが、その企業の経営状態を見ると納得出来る言葉でした。