残雪期の乗鞍岳に登ってきました。
計画編はこちら。
まとめ
人生初の3000m級の雪山。天候等のコンディション最高。ただしそこそこ爆風吹いたりと、3000m級の厳しさの片鱗を体験できた良い山行でした。斜度もゆるめで、アイゼン練習に最適な環境でした。
山の概要
乗鞍岳は北アルプス南部の剣ヶ峰(3,026m)を主峰とする山々の総称です。夏は山頂付近(2,702m)まで道路が開通しているため「日本で最も登りやすい3,000m超級の山」とも言われているそうです。
冬はこれらの道路が埋もれているのですが、春になると途中の位ヶ原山荘(2,351m)まで除雪が完了しているため、そこまでのバス運行が可能となります。今回はそのタイミングでの訪問となります。
地図など

登山道までのアプローチ
4/29に名古屋駅でレンタカー借りて出発し、松本市内の車中泊ポイントに0時頃到着。5時まで仮眠を取って乗鞍高原に向けて出発、6時過ぎにバス乗り場のある乗鞍高原観光センターに到着してバスを待ちました。
やっぱりレンタカー移動は時間に縛られないのが良いですね。慣れない車で長距離移動するのはリスクありますが。仕事の関係で東海圏に住んでいたことあるので、ある程度土地勘があったのと、高速道路を走った経験あるのが救いでした。

乗鞍観光センターからはアルピコ交通の春山バス。今年から予約必須になったらしい。1台分の幅だけ除雪された道をうねうね登っていき、30分ほどで今回の登山開始ポイント、位ヶ原山荘に到着。

登山開始
登山届を提出して、12本爪アイゼン(金属のトゲトゲ)を履いたり、ストックを出したりしていざ出発。ざっくりですが、2割が登山者、8割がバックカントリースキーな方々でした。
登り始めは裾野がめっちゃ広いのと、どこも雪で埋まっているため、みんな思い思いのルートで登っているようでした。この時は気温5℃くらい。すぐに暑くなってきたのでハードシェルを脱いで登りました。

森林限界を超えたあたりから風が強くなってきて体が冷え始めたのでハイマツ帯を風除けにして休憩&ハードシェル装着。気温は5℃くらいで、風速は体感15m/sくらい。体感温度は1m/sで1℃下がるため、体感温度はー10℃くらいでしょうか。ハードシェルのありがたみを実感します。。
常時風が強いわけではないので、弱まるタイミングで急いで登り、強くなったら姿勢を低くして体が持っていかれないように気をつけて登ります。
積雪は多分200cmほどでした。ガチガチに固まってアイスバーン状態のため、前爪のあるアイゼンをしっかり刺して登らないとツルツル滑ります。装備はしっかりと準備しましょう。

稜線に出るとボーナスタイムです。風も落ち着いて写真を撮るには最高の環境でした。

稜線でたところから山頂の剣ヶ峰方面。
雪と岩と氷のミックス道を慎重に進みながら登ります。アイゼン履いた状態でこのコンディションの道を歩く、いい訓練になったと思います。爪生えているのでバランス崩しやすいんです。

山頂到着。後ろに見えてるのは御嶽山です。カッコよすぎるのでまたいつか登りたいところ。
サングラス+バラクラバ+ハードシェル、という格好で下界だとどう見ても不審者ですが、雪からの照り返しが強烈で、気温-5℃、風速10~15mの環境に適応するにはこのくらい必要ということで。

もう一枚、北アルプス南部の山々と。こちらもまたいつか登りたい。

下りはスイスイ滑ってるバックカントリースキーの方々を横目で見ながら、黙々と下山しました。
下山後
乗鞍高原観光センターからレンタカーに乗って次の目的地、駒ヶ根市内へ。温泉入って名物のソースカツ丼を食べて、車中泊ポイントで就寝。翌日に続く。
