前日の乗鞍岳に続き、残雪期の木曽駒ヶ岳に登ってきました。
計画編はこちら。
まとめ
前日に引き続き3000m級の雪山。ただし急傾斜の八丁坂があったり、雪岩ミックスで歩く登山道の比率多めで、乗鞍岳よりは技術的に難しい山でした。今回行ってない、空木岳方面の景色も素晴らしそうなので、また夏に縦走したいとこですね。
山の概要
木曽駒ヶ岳(2,956m)は中央アルプスの主峰です。年間通してロープウェイが開通しており、2,611mまで登ることができるため、乗鞍岳と同じく「比較的登りやすい3,000m級の山」だと思います。
とはいえ今回は残雪期のため、雪山装備必須。夏も夏で、事故は起きているため油断はできない山だと思います。((とはいっても、低い山なら安全というわけでもなく、どの山も侮ってはダメなんでしょうね))
あと、個人的な話ですがこの山、2024年の夏に計画して台風で中止、さらに2024年の秋に再計画して麓まで来たものの、天候によりロープウェイ運休となり麓を観光して帰ったという苦い記憶があります。
地図など

登山道までのアプローチ
4/30に乗鞍岳から下山後、レンタカーで下道を通って松本市からおとなりの駒ヶ根市へ移動。車中泊ポイントに20時頃に到着。4時頃まで仮眠を取ったあとに菅の台バスセンターに向けて出発。
バスセンターでバスが来るまで、付近を散策。


菅の台バスセンターで路線バスに乗り換え、しらび平駅まで移動。狭いうねうねした道をひたすら登っていきます。バス車体は乗鞍岳はいわゆる高速バスタイプの大型でしたが、ここは普通の路線バスを兼用しているため、厳しい道や運転手さんの運転スキルの高さがより良く分かります。
ただ、路線バスの車体に限界まで人を詰め込んでいるため、居住性は悪くて写真は撮れませんでした…。
しらび平駅からロープウェイで千畳敷駅へ。バスから降りた人たちがそのままロープウェイに乗り込みます。
なお、この移動手段のチケット類を購入するのにめっちゃ行列並ぶよ、みたいなレポートも散見されますが、近年スマホアプリで事前購入できるようになりました。混雑緩和のために是非使ってください。
日付単位での予約なのでバス停に人が多かったら結局並ぶんですが、キャンセルできる期限が「予約日の最終営業時間(=夕方)までOK」なので、とりあえず取っておいて当日の天気見て、天候悪化しそうだったら乗る前にキャンセル、なんて使い方もできます。
登山開始
千畳敷駅について駅から出るとこの風景!天候的には大勝利確定です。

駅周辺で写真を取りまくっていたら出遅れたので、いそいそとアイゼン装着したり、ピッケル持ったりしていざ出発。本日のルートの核心部は目に見えている、八丁坂の急登。斜度は50°くらいですかね。もちろんカチコチのアイスバーン状態です。

アイゼンとピッケルを雪面にザクザク刺しながら登っていきます。そこそこ渋滞していますが、目の前の人が滑って転がってきてもなんとかなるレベルの渋滞具合で良かったです。

斜面の上の方はそこそこ狭いトラバース+雪と岩のミックス。ここでもピッケルを斜面側に打ち込んで安定を確保しつつ慎重に歩いていきます。


八丁坂を登り切ると乗越浄土。小屋とかっこいい岩山、宝剣岳が見えます。ここで宝剣岳に登る場合は分岐なのですが、さすがに技術レベルが足りないと判断、見るだけにしておきます。また夏か秋に登りに来よう。。


小屋を通り過ぎて中岳に向かいます。ここを越えると一旦下って、木曽駒ヶ岳への登り返しです。景色がすごすぎてなかなか進めませんでした。。


宝剣岳とその先の山々をズームで。その先=空木岳方面の縦走ルートです。景色が素晴らしいので、近いうちに歩こうと思ってます。


中岳から登り返して木曽駒ヶ岳に到着。中央アルプスの最高峰です。

山頂からは御嶽山がよく見えます。

視線を北の方に向けると北アルプスの山々が見えます。左端に昨日登った乗鞍岳も見えます。登ったことのある山を、別の山から別角度で見るっていいですよね。オープンワールドゲームでよくある売り文句、「遠くに見えてるところまで歩いていける」的な良さを感じます*1。

木曽駒ヶ岳から中岳方面に降りてるときに見えた、伊那前岳。時間の都合で登れませんでしたが、いつかまた。

鳥の鳴き声が聞こえたと思ったらイワヒバリでした。ライチョウには出会えず残念。

下山後
レンタカーで駒ヶ根から名古屋まで帰り返却。その後、新幹線で広島へ帰宅。
登山とは全く関係ないのですが、今回乗ったレンタカーのトヨタ/ヤリス。カーナビの操作がすべてタッチパネルになっていて物理ボタンがなくて超不便でした。注視が必要なタッチパネルを運転時に使わせる設計はダメでしょう…。
*1:逆なような気もしますが、気のせいです