登山中にカメラをどう持ち運ぶかをあれこれ試行錯誤し、今はこの記事で紹介している、ドラえもんスタイルに落ち着いています。
こういう試行錯誤するのも楽しいですよね。
パーゴワークス / FOCUS L
商品紹介にもあるように、
- 肩掛けバッグとして使う
- ザックの肩ベルトにフックをかけて使う
といった2種類の使い方ができるところが気に入っています。
登山口までの電車移動は1の使い方、登山中は2の使い方をしていることが多いですね。
1は普通の使い方なので良いとして、2の使い方についてもう少し解説を。
メリット
- 体の前面部というアクセス良好な場所を有効活用できる
体の前面に、使いたいときに使いたいものを収納できるって本当に便利です。いちいちザックを降ろして雨蓋を開けて…という登山中のめんどくさい動作を少しでも減らすことができます。どんなものを収納しているかは後述。
- 収納が超充実
メインのカメラ収納部には前回紹介した構成の大きい方、E-M5 MK3+M.ZUIKO 12-200mm F3.5-6.3(縦18cm×横13cmくらい)がすっぽり収まります。
なんならまだ3cmほど余裕あり。上蓋が丸みを帯びている形状のため、もう少しはみ出しても上蓋のジッパーは閉めれるかもしれません。あと右側にも収納スペースあり。交換レンズを入れるも、他のものを入れるもよし。

全面収納はこんな感じ。行動食を入れたり、スマホを入れたりしています。撮影用にちょっと引っ張り出してますが、実際は一番下まで収まります。

次は側面。両サイドに伸縮性のあるメッシュポケットがあります。片側には粉末スポドリ・粉末経口補水液、もう片方には日焼け止めと自作ハッカ油スプレー。
そろそろ夏本番ですので、熱中症&日焼け&虫対策としてこれらは使いたい時に使いたいもの上位に入ると思います。ちなみに日焼け止めとハッカ油スプレーは無印良品の化粧品詰め替えボトルに入れています。


- ある程度のカメラ保護が可能
バッグ本体はちょっとだけクッション性のある素材でできているため、ちょっと落としたレベルであれば大丈夫な感触はあります。他にもジッパーは止水性があるタイプだったり、バッグ生地自体も撥水加工されているため、ちょっとした雨なら大丈夫そうです。私の場合はカメラ自体も防塵防滴仕様なため、長時間土砂降りの雨に打たれ続ける状態でもなければ、外に出していても大丈夫かなと思っています。
デメリット
- ザックを降ろすのが億劫になる
山頂でカップラーメン食べたり、水筒の水がなくなったので補充するなど、どうしてもザックを降ろして内部にアクセスすることが必要になるシーンはあります。普通にザックを背負っているだけなら、普通にショルダーハーネスを肩から外せばよいのですが、このバッグを使っているとその動作をする前に、バッグとショルダーハーネスの間を固定しているカラビナを2箇所外す必要が出てきます。
まぁこれはメリットを考えたら仕方ないかなとも思っています。肩掛けで運用すればこの問題は解消するのですが、今度は片方の肩に荷重が集中して肩が痛くなる問題が起きてしまうので。
実際の使用シーン
残雪期の乗鞍岳にて。ショルダーハーネスに適当なカラビナを装着し、そこにバッグ側のカラビナを通しています。お腹あたりにバッグが来るので移動中にバッグがゆらゆら揺れまくりそうに見えますが、意外と揺れません。全く揺れないわけではないですが、

まとめ
カメラ買いたての頃は、普通に肩掛けして登山して肩や首が悲鳴を上げたり、ザックの中にカメラを収納して出すのが億劫になってほとんど写真撮らなかったりと、いろいろと悩んだ結果、今のスタイルに落ち着きました。しばらくはこのスタイルでやっていくつもりです。