有給を活用して4連休を確保、東北地方に遠征してきました。これまでの記録はこちら。
概念図

蔵王連峰は宮城県と山形県の県境に位置しており、奥羽山脈の一部でもあります。厳密には蔵王山という山はなく、山々の集まりに対して蔵王権現が祀られていた事に由来するそうです。今回登ったのはその中の刈田岳・熊野岳。江戸時代からこの2つの山頂を参拝する御山参りが盛んになったそうです…って、つい最近ブラタモリでやっていました。

なんといっても最大の見どころは火口湖である御釜。これを眺めながら稜線歩きができるコースを選びました。具体的には蔵王エコーラインを宮城県側から登り、大黒天駐車場に駐車して時計回りに進み、刈田岳・熊野岳のピークを踏んで戻ってくるコースにしました。前日の月山で疲れているため、今回は標高差少なめのゆるふわ登山です。
平面図。御釜の周辺がこれでもかと岩岩しています。
写真

前日の同窓会に参加した後、駐車場で仮眠を取った後に移動開始。途中の道の駅で登山服に着替えて蔵王エコーラインを登ってきました。
8時半、駐車場に着くとガスと霧雨で真っ白でした。ここまで登ってきた道で分かってはいたのですが、他の候補山域よりも天気予報が少しだけ良いことに賭けてきました。11時頃から天気がさらに崩れる予報だったため、最初からレインウェアを着用して登山開始です。悪天候のためか、登山者は私一人でした。

ガスで真っ白の登山道はこれはこれで好きです。虫もいないし。

心の目で見たら何か見えるはず。。

刈田岳山頂神社に到着。幻想的で良い。
ここから人が増える。やたらと軽装だなと不思議に思っていたのですが、この山はここまで車で来れるようになっているようです。

刈田岳山頂。

刈田岳から熊野岳の縦走路を歩きます。観光客も多いのでよく整備されています。

風景は虚無ですが、火山によって作られた地形を歩いている感がすごく出て、これはこれで良い。

道は歩きやすく、分かりやすいです。

熊野岳の山頂神社に到着。この辺りから天候が雨+暴風になってきました。
濡れたグローブに風が当たり、みるみるうちに冷えてきたので準備していた雪山用グローブを装着します。

帰り道、御釜方面を眺めると、ガスが晴れかけていました。

見えてきました。

きれいなエメラルドグリーンが見れました。登ってる途中は完全に「ピークだけ踏めればいいかな…」と思っていたのですが、運が良かった。

車内にロープを張って干しながら帰りました。
まとめ
ガスは気まぐれ。絶景が見えなくても諦めずに登ってみる。
万が一天候が悪くても、それはそれで良い思い出になる&再訪のきっかけになる。
あと、濡れた状態で風に吹かれると急速に冷えるということは知識では知っていましたが、それを身をもって体感できたのは収穫でした。
登山前に駐車場で「念のためにすぐ出せる場所に雪山グローブ移動させとくか、めんどくさいけど…」と思って準備していたのですが、この「めんどくさい」の気持ちがなくなることでまた一歩、安全な登山に近づけると思います。
山行データ

歩行距離:8.4km
獲得標高差:509m




























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