Re:Debris.

技術系会社員(40代半ば、男性)の日常備忘録

Steamセールのオススメ(2017年夏版)

Steamサマーセールでオススメのゲームを紹介。7/5までなのでお早めに。

家庭用ゲーム機で遊んでいる人からすると驚異の値引き額に見えるかもしれませんが、Steamを始めとするPCゲームの世界では日常茶飯事です。

 

・This War of Mine(¥1,980→¥396)

市街戦*1に巻き込まれた数名の民間人が逃げ込んだ、ボロボロの家で寒さ・空腹・ケガ・睡眠不足・他者からの襲撃・鬱屈に耐えながら生き延びるゲーム。昼は家の中で過ごし、夜は外出して周辺地域を探索して物資を確保。物資の数はかなり少なく、他者から略奪を行わないと自分たちが死んでしまうかも?というギリギリのラインで調整されているため、プレイヤーは葛藤を強いられることになります。攻略Wikiを見てしまうと一気に作業プレイ化してしまうため、出来れば最初は手探り状態で始めて欲しいところ。PCスペックはそこまで必要なし。

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 ・DARIUSBURST CS(¥5,800→¥2,320)

魚介類をモチーフにしたボスが特徴的なSTG。敵弾が大量に飛んでくる、いわゆる弾幕STGではないため、少しは取っ付きやすいかと思います。PS4やVitaでも発売されていますが、PC版はかなりお得な価格になっています。これもPCスペックはそこまで必要なし。

最近の娘のお気に入りゲーその1。「お魚さんのゲームたのしいよ!!」と妻に熱弁して首を傾げられる様子をニコニコしながら眺めています。

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・Euro Truck Simulator 2(¥2,480→¥620)

長距離トラックの運転手になって、ヨーロッパをひた走るシミュレータ。仕事から疲れて帰ってきて、ぼーっとしながら起動。ヨーロッパの綺麗な風景を眺めながら走っていると癒やされます。

最近の娘のお気に入りゲーその2。これも「トラックの運転楽しい!!」と妻に熱弁しています。

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 ・Wargame:European Escalation(¥980→¥245)

冷戦時代に実際に戦闘が起きていたら…という仮想の舞台で遊ぶRTSリアルタイムストラテジー)。聞き慣れないジャンルかもしれませんが、複数のコマ*2にそれぞれリアルタイムで適切な指示をマウスとキーボードを駆使して出しつつ、敵を撃破するタイプのゲームです。好きな人はハマるかと。

最近の娘のお気に入りゲーその3。小さいキャラがちょこちょこ動いているのが面白いみたいです。

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・Banished(¥1,980→¥495

数人の集団で小規模な町を作り、じわじわと人口を増やして発展させていくシミュレーション。こういう町を発展させていく系統のゲームは色々とありますが、それらの中でもかなり細かいところまで気を使うゲームだと思います。食料や薪、衣類等の準備を春~夏くらいから行っておかないと冬にバタバタ人が死んでいったり、労働を優先して子供を作りやすい環境*3を作っておかないと、町が少子高齢化社会になって衰退の一途を辿ったりとか。…後者はどこかの国で聞いた話ですね。そういえば。

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*1:ボスニア戦争がモチーフ

*2:このゲームだと歩兵、兵員輸送車、戦車、補給車両、ヘリコプター等

*3:具体的には家をたくさん作ること。若い男女が一つの家に住んでいると出生率が高くなりますが、親や他人の家族が一緒の家に住んでいると出生率低くなるみたいです。リアル?

Tシャツを買った

www.switch-science.com

日頃からお世話になっているスイッチサイエンスさんで、Tシャツを買いました。各種電子部品が可愛くてお気に入りです。娘と妻も「かわいい!」と言ってくれて満足。娘と散歩に行ったりする時用として、使うつもりです。

子供が産まれる前までは、差し迫った用事がない限りは家にこもっている人間だったのですが、娘が産まれてからはそうはいかず。午前中から公園へ遊びに行って炎天下の中で過ごしていると「自分も変わったなぁ…」と思う今日このごろです。

 

 

転職サイトを通じて、今後の方針を考える

先月の残業時間がそこそこ多かったので、産業医との面談を行いました。

「仕事の状況を聞いていると、結構な確率で心身ともに潰れるパターンなので、気を付けて下さいね」とか、

「月一くらいで状況確認させて下さい」とか、

「すっごく元気そうに見えるんですが、カラ元気じゃないか心配です」

…といったありがたいコメントを頂きました。

 

4月以降、人が減ったのも確かで、全体的な業務量が増えたのも確かで、毎日「突発の仕事が多すぎて、当初予定していた仕事が終わらなかった…」と後悔しながら帰っているのも確かで、日々業務に対するモチベーションが低下していることを実感しています。

 

モチベーションの低下はある程度長く仕事を続けていると起きることで、そういうときの対策として、転職サイト*1を活用しています。本当に転職しなくても、活用するメリットがあるので以下に紹介してみます。

  • 登録時に業務経歴書を書く必要が出てくるため、これまで自分がやってきた仕事の実績、身に付いたスキル等の振り返りができる

業務経歴書とは「20xx年に入社、○○事業部に配属して□□に関する業務を行う。業務を通じて△△、◎◎等のスキルを得られた…」というような形で書いていく文書なのですが、目の前の仕事にいっぱいいっぱいになっている時にこれをすると、半年~数年単位という広い視野で自分自身の業務を俯瞰することができるため、今の仕事を客観的に見ることが出来ると実感しています。棚卸し、大事。

 

  • 企業からのオファー状況から、自分自身の現在の市場価値が分かる

先に挙げたリクナビNEXTはオファー制度というものがあり、利用者が登録した業務経歴書等の情報を見て「転職しませんか?」「一度話を聞くだけでも」みたいなメッセージを送ってくることがあります。その他、転職斡旋会社やキャリアアドバイザーから「○○社の求人があるんですが話を聞いてみます?」みたいなメッセージもあり。

仕事に対するモチベーションが落ちている時って、これまで培ってきた実績やスキルを過小評価してしまうくせが自分にはあるみたいで、そういう時にこれらのメッセージを読むと「まだまだ外の世界に出てもやっていけるのかなぁ…」と、気持ちが浮上するきっかけになることがあります。

 

  •  オファーが来る会社の情報から、今後身につけるべき技術を予測できる

エンジニアという職業を選択した以上、仕事をしながらも並行して自学自習によって自己の領域を広げていった方が後々のためになると思っているのですが、どの方向に進んでいけば良いのか悩んでしまうことがままあります。

そういう時に、オファーが来る会社の情報から、世界ではどんな技術が要求されているのか?みたいなトレンドが分かってくるので、自学自習の指針とすることができます。 

 

 こういう使い方を6年ほど継続しています。仕事に対するモチベーションが低下してるなぁ…とか思っている方は是非活用してみて下さい。

 

娘が「なぜなぜ分析」にハマった

風邪をひいてしばらくダウンしてました。基礎体力、超大事。

 

3歳の娘が歯車の発見(過去記事参照)以来、質問期に入ってきたみたいで、一緒にいることの多い土日はひたすら「なんで?」「どうして?」の質問攻めにあっています。

neana.hatenadiary.com

 

例を挙げると「空はどうして青いの?」「電車はどうして走るの?」みたいな定番から「目をつぶってまぶたを押さえるとキラキラしたものが見えるのはなんで?」みたいな変化球まで。いろいろ考えて回答すると、その回答に対してさらに「なんでー?」が帰ってくるので気が抜けません。「なぜなぜ分析(日常編)」みたいな製造業用語が浮かんできます。。

回答する時に気をつけていることは、以下の3つ。

  • 子供の質問をしっかり受け止める
  • 可能な限り正確な回答を目指す。例え話を使うにしても正確性重視で
  • 全部教えずに考える余地を少しだけ残す

一つ目は言わずもがな。すっごく難しいんですけど。忙しいからあとにして…という言葉を毎回飲み込みながら答えています。質問してきている時が好奇心MAXポイントなので、なるべくその時点で答えたいところです。妻にこの件を話したら当然のごとく「無理」という回答だったので、身の回りの質問は土日にまとめてパパにするという流れで対応しています。

二つ目は悩みましたが、たとえその時に100%理解できなくて謎が残ったとしても、他の質問&回答時にその謎が解けることがある、という事を身をもって経験して欲しいとの考えからこのようにしています。こういう経験、今後の学習意欲にすごく大事だと思うので。

三つ目は最初期は全部教えてましたが、そろそろ自分で考えさせる練習をさせようということで最近意識し始めました。過去に教えた知識を元に新しいことを類推するのもすごく重要だなぁと。

とりあえず、これでしばらく様子を見て、上手くいくようだったら息子にも適用したいところです。

結婚記念日(1年ぶり7回目)

先日は結婚記念日だったので、定時ダッシュしで、街の花屋さんでプリザーブドフラワーを買って帰ってきました。妻がすっごく喜んでくれて良かった。

 

4月以降、人が減ってなかなか早く帰れない中、2週間前から関係部門に根回しして、私に定時後に突発的な作業が入らないように調整してくれた方々、仮に入ったとしても同僚に肩代わりしてもらえるよう、作業手順書を作りまくった自分、作業手順書の中身の説明を聞いてくれた同僚たち、みんなの成果だと思います。

 

…とか考えましたが、ここまで努力してたった1日、定時後に帰宅できるような会社って何なんだろうなぁ、と思いますね。。4月からちょっと偉くなったのをキッカケとして「無理なものは無理*1」と言えるようなスタンスで仕事をしていきたいと考えています。

 

久々に妻と結婚式当時の写真を見て、お互いの顔を見て「若っ!!」「若っ!!」とハモってしまったのがツボに入りました。転勤で日本全国連れ回して迷惑かけているけど、着いてきてくれて、大変ありがたいことです。。

*1:もちろん定量的な表現でやることが重要ですが

仕事・勉強で愛用しているシャープペンシル

シャープペンシルはいわゆる高級品ではなく、1000円前後の製図用シャーペンを使っています。お財布にも優しい!*1

製図用シャープペンシル。大学院の研究室で同期から教えてもらって、使ってみて惚れ込んで…という感じなので、もうかれこれ20年近く使ってることになりますね。他の製品と比べると少し重いですが、持った時の重心の位置やグリップ力などは完璧。唯一の弱点は先端の強度が弱いこと。机から落とした場合、打ちどころが悪いと曲がります。

そのような声を反映してか、先端のスペアパーツのみの取り扱いもやってます。昔は街の文房具屋さんでお取り寄せするしかなかったのですが、ヨドバシドットコムでの取り扱いが始まってから本当に助かってます。

http://www.yodobashi.com/product/100000001003386053/

1個145円なので安いシャープペンシル1本買えちゃう…とか、そういう事は言っちゃダメなのです。

 

ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ PG1005 0.5mm

ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ PG1005 0.5mm

 

サブ用で買った製図用シャープペンシル。こっちはすごく軽くて細いので、社内で持ち運ぶことの多い手帳と一緒に持ち歩いてます。持った時の感覚はステッドラーには及びませんが、軽いのですらすら書け、素早くメモを取るときなんかに重宝してます。

 

ぺんてる シャープペン グラフレット PG505-AD

ぺんてる シャープペン グラフレット PG505-AD

 

サブ用のシャーペンが故障したことを想定し、サブのバックアップ用として。リーズナブルなお値段の割には指に触れる部分の加工が良く、長時間握っていても疲れにくい。

既にお気付きの方もいるかもですが、機能が似たものを買うときに「これは○○用として使おう!」みたいな言い訳をしながら買うタイプです。

 

巷で話題のクルトガを使ってみたいけどおもちゃっぽい見た目がなぁ…と思ってた矢先にコレを見つけたので即買いしましたが、大失敗。試し書きせずに買った私が全て悪いんですが、クルトガ機構のため先端を紙に押し付けた瞬間に力がペン側に逃げて、かつ回転が加わるので書くたびに気持ち悪くなるので、家のペン立てに置きっぱなしになっています。

 

…と、この記事を書いていたらステッドラーに色違いバージョンが出てることに気付いてうっかり買ってしまいました。濃い青色って良いですよね。

HBとBの芯をそれぞれ入れて使い分けるか、会社と自宅に1本ずつ置いて使い分けるか…という幸せな悩みを抱えている今日このごろです。

*1:あまり高くないから…と、ついついたくさん買って結局お金をつぎ込んでしまうパターン

子供がこの世の仕組み(物理)に気付いた日

風呂上がりに暑かったので扇風機を回していたところ、「扇風機の首振りってどうやっているの?」と娘(3歳児)から質問が飛んできました。

いきなり振られたので質問の意図を確認したところ、首振りの機構がどうなってるの?という質問だったので「中に歯車等の部品が入っていて、メイン羽根の回転数を減らしたり回転の向きを変えたりしているんだよ。歯車ってのは…この前キッズスペースで遊んだことあるアレだよ」と回答*1

そこで娘の目が輝き始めて「歯車ってあの歯車なの?」と興奮しはじめました。以前キッズスペースで↓のようなおもちゃで遊んでいたのを思い出した様子。 

ケルチェッティ カラフルギアー 16ピース QR2341

ケルチェッティ カラフルギアー 16ピース QR2341

 

おもちゃで遊んでいた時には「歯車を使うと回転数や向きが変わって面白いねぇ」って話しかけても「ふーん」みたいな薄めの反応だったのですが、おそらくその時は身の回りにあるものとの関連性を私がちゃんと説明できてなかったので反応が薄かったのかなぁと。

これは良い機会だと思って「身の回りにある、回るものには大体歯車が入っているんだよ。扇風機の他で、回るものって何があると思う?」と質問を投げかけたところ「時計!」「換気扇!」「車!」「電車!」「メリーゴーランド!」と出てくる出てくる。

本人にとって、この世の仕組みを一つ理解した瞬間なのかなぁと思いました。

 

自分自身の学生時代を振り返っても、概念的な知識より、それを使って何が出来るの?という工学的な部分にすごく興味があったので、遺伝なのかなぁとしみじみ。

子供の将来については、理系方面に進むかどうかはさておき、似非科学に騙されない程度の一般的理系常識は身につけていってもらいたいと考えているので、これからも身近なものと紐付けるような方向性で、一つ一つ学んでいってもらえればなぁと思いました。

*1:クランク機構はあえて省略