Re:Debris.

技術系会社員(40代半ば、男性)の日常備忘録

スイッチを見るとワクワクしてくる

会社で、20年近く現役で動いている装置がおかしくなったので、ヒヤヒヤしながら原因を調べたところ、単なる物理スイッチの故障と分かり一安心。

メーカーさんに「もう20年後には在庫ないよ!」と言われつつ、交換用と保管用で2個発注してふと、2個目が必要になった時に、多分自分はここに居ないんだろうなぁと思うと少しだけ寂しくなりました。

 

一日一日を大事にして、後の人たちに何かしらプラス要素を残せるような仕事をするのが理想だなぁ…と、前任者たちが残していった「爆弾」を無害化処理する仕事をこなしつつ、そんな事を思う今日この頃でした。

QC検定2級に向けたアドバイス

試験日が1ヶ月前になりましたので、QC検定2級を受験する方にアドバイスを書いてみました。

  • すっごく大事なこと

とにかく時間が足りません。試験時間90分で約100問なので、1問1分以内を目安に、かつ出来る限り前倒しする気持ちで解いていきましょう。ちょっと考えて分からない問題は諦めて先に進む勇気も必要です。

過去問集を購入して試験前に時間を測りつつ模擬試験をやってみると時間の足りなさを実感できると思います。私は個々の問題を解いてばかりで「楽勝じゃない?」と思っていたのですが、試験直前に90分区切りで模擬試験やったら時間が足りず、慌てて各単元の底上げを行った記憶があります。

  •  検定・推定

色々な公式を覚えるのは当然として、どういうケースの時にどの公式を使うのかをスムーズに導出できるようになっておきましょう。

ここがいまいち理解できなくても、無視して先に進むのもアリだと思います。次の回帰分析や実験計画法を解く際に使っていると、なんとなく分かってきます。その上で復習するとより理解が深まるかもしれません。*1

  • 回帰分析

得点源その1。相関係数の公式は必須です。変動の分解もできる事なら。あと分散分析はできるようになっておいた方が、次の実験計画法でも点を取りやすいです。

  • 実験計画法

得点源その2。分散分析すごく大事。

回帰分析ともども、一旦やり方覚えてしまえば後はどのくらい速く解けるか?の世界になるので、電卓をミスなく速く打つ練習もしておきましょう。

  • その他手法

サンプリング、管理図、抜き取り検査のOC曲線、信頼度、信頼性工学、あたりは理解しておいた方が良いかと思います。

  •  実践

国語力や直感、雰囲気で解ける問題が多いですが、最近は嫌な言い回しが増える傾向があります。少しでも迷ったら時間のムダなので先に進みましょう。

*1:自分はそんな感じでした

娘からチョコをもらった

出産後、しばらく妻と娘は実家で過ごし、私が定期的に会いに帰るという生活をしています。
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先週、帰ったときに娘からコレをもらいました。チロルチョコのパックだけど、つなげて読むと文章になっています。うれしい。家宝にします。

私が子供の頃はチロルチョコ1個が義理の代名詞だったものですが、時代は変わるものですね。

というかコレ、どこから食べよう…

読んだ:戦争の物理学

 

戦争の物理学―弓矢から水爆まで兵器はいかに生みだされたか

戦争の物理学―弓矢から水爆まで兵器はいかに生みだされたか

 

古代の弓矢から、現代の核兵器・弾道ミサイルまで。

歴史上の科学者たちがどのようにして物理学の法則を見出し、兵器に応用していったのかが書かれている本でした。

どちらかと言うと物理学に興味のない人に対し、どう興味を持ってもらおうか?という視点で戦争史と組み合わせてみた!みたいな本なので歴史ネタが多め、公式や数式は極力省かれている上に著者が「難しかったら読み飛ばして良いよ」って冒頭で言っているので、物理の専門外な人でも安心して読めると思います。

私は大学で電気・通信関係を専攻しており、ある程度の物理学的知識を持っていたため、色々な法則・公式・専門用語に使われている人名*1の中の人が、歴史上どのような役割を担ったのかが分かり、すごく面白く読むことが出来ました。大学時代にこの本を読みたかった…。

あと、Civilizationあたりの文明シミュレーションが好きな人にもオススメです。…って以前似たようなコメントを書きましたが、ついでにこの本もオススメしておきます。

neana.hatenadiary.com

 

以下、自分語り。

小学~高校の世界史で一番面白かった部分って、戦争が起きて、当時の最新技術をもって新しい兵器や戦術が生み出されるところだったんですよね。私の当たった先生は軒並み左寄りの思想にかぶれていたので「戦争は良くない!平和がいちばん!」みたいな世迷い言ばかり言っていたのですが、それを流し聞きしながらこっそりとワクワクするのがすごく楽しかったことを思い出しました。

*1:マクスウェル・フェルミ・ボーア…etc

第二子が産まれた

1/21 7時40分、男の子でした。一人目が女の子なので、余計に嬉しい。

これからの社会情勢などを考えると色々と悩ましいところもありますが、まずは出産当事者の妻と息子、そして色々と我慢していたであろう、娘にお疲れ様と言いたいところです。

 

買った:RAIDケースと3GBのHDD×2台

あけましておめでとうございます。今年もほどほど、てきとうを合言葉に更新していく所存です。

それはさておき、初売りで以下の2アイテムを買いました。 

ラトックシステム USB3.0/2.0 RAIDケース(HDD2台用) RS-EC32-U3R

ラトックシステム USB3.0/2.0 RAIDケース(HDD2台用) RS-EC32-U3R

 

 

娘が産まれてからずっと気になっていた、ストレージ構成の耐障害性の向上が目的です。

 

これまでのストレージ構成はこんな感じ。

  • PC内蔵:OS用SSD(128GB)
  • PC内蔵:ゲーム用SSD(256GB)
  • PC内蔵:データ保存用HDD(2.0TB)
  • 外付け:データ保存用HDD(1.0TB)
  • 外付け:NASキットをくっつけたHDD(2.0TB)

OSやゲーム用は一旦置いておくとして、写真や動画等のデータはPC内蔵HDDに保管した後、外付けHDDへ定期的にバックアップしつつ、家族で見たいデータはNASへ移す…という流れでやっていましたが、HDDのどれか一つでもクラッシュすると大ダメージを受けかねません。

もともとはどうでも良いデータが多かったので気にしてませんでしたが、娘が産まれてからは「このデータ吹っ飛んだら悲しくなるよなぁ…」という気持ちが強くなってきており、ストレージ構成の信頼性向上が叫ばれてきていました。主に自分の中だけで。

というわけでRAID1です。別名ミラーリングとも。複数のHDDに同じデータを書き込むことで、どれかが故障しても残ったHDDからデータを復旧できるという、すごくシンプルな構成です。その代わり保存できる領域は減ることになります。

今回の構成だと3.0TBのHDDを2個準備したので、本来なら6.0TB分の保存容量となるところですが、3.0TBのHDDが1個あるといった感じにPCからは認識されます。その代わりコピーする際に2つのHDDへ同じデータが書き込まれていくという塩梅です。

…文章で書いてて自分でも分かりにくくなってきたので、バッファローのサイト貼っておきますね。

buffalo.jp

一昔前までRAID1はストレージの無駄遣いだ!という意識があって敬遠していたのですが、昨今のHDD大容量化と成長記録データの重要性の前に方針転換。しばらく使っていって様子をみたいと思います。